骨盤マニュアル【4】

【1】肝腎要は「腰」/ こんな症状はありませんか / あなたの姿勢はだいじょうぶ?
【2】起立筋と神経系 / 脊椎と病理
【3】歪みとコリのテスト / コシラック体操(骨盤体操)
【4】コシラック着用方法 / ワンベルトとの併用
【5】コシラックの特長 / 好転反応 / コシラックの原理

「コシラック」着用方法

「コシラック」の生地はゴムを使わず筋肉も弱らないような工夫が施されており、さらに通気性も良いので、出来るだけ地肌(下着の下)にご着用されることをおすすめします。「コシラック」のポイントは大きく分けると3つです。

  1. 正しいサイズを選ぶ
  2. 正しい位置に着用する
  3. 正しい体操を実行する

【1】ヒップまわりを測って目安表に従ってサイズを選びますが、お手元にサンプルの「コシラック」があれば服の上から着用位置に沿わせて、フロント部の手先が14cm内外くらい開いているかで目安が取れます。実際にサンプルを使って測定したほうがピッタリのサイズを選ぶことができます。

表示 ヒップ
3S 65 ~ 73 cm
2S 70 ~ 82 cm
S 81 ~ 87 cm
M 85 ~ 91 cm
L 89 ~ 97 cm
2L 96 ~ 104 cm
3L 101 ~ 109 cm
Q 106 ~ 114 cm
Q2 110 ~ 120 cm

【2】着用位置は少しズレ上がっているだけでも大きな違いになります。

  • 前部の手先は恥骨に重なるような位置です。
  • 横は上段ベルトが腸骨のとがった箇所を包み、下段ベルトは股関節部をサポートする位置です。
  • 後部は足とヒップの境目よりも下段ベルトが下の足側に掛かるくらいの位置です。

着用しましたら後部上段ベルトと下段ベルトを少し引き離し、全体的にヒップを包み込むようにします。上段と下段の間に隙間が出来るのは遊びとして必要ですのでOKです。
さらにフロント部の手先と地肌の間に両手を入れて、前に引っ張っると着け心地が良く気持ちがいいです。

後ろで左右に引っ張ってから恥骨の上でホックを留める

1.後ろで左右に引っ張ってから恥骨の上でホックを留める

ホックを留めた状態

2.ホックを留めた状態

太ももストッパーは沿わす程度に留める

3.太ももストッパーは沿わす程度に留める

着用正面

4.着用正面

着用背面、上ベルトの後ろを上に引き上げる

5.着用背面、上ベルトの後ろを上に引き上げる

着用横面、マジックテープは直接肌に当たらないように注意

6.着用横面、マジックテープは直接肌に当たらないように注意

【3】「骨盤体操」は上記のサイズと位置が合っていることを確かめてから実行してください。基本的にはストレッチ運動ですので、筋肉を伸ばすときに息を吐き出しながら限界まで動かすことが必要です。細かな注意点は「骨盤体操」の項目に掲載しています。
「コシラック」のご着用は、できるだけ就寝時も含めて継続されることをおすすめします。

「ワンベルト」との併用

「コシラック」をサポートする商品として「ワンベルト」があります。
腰椎には肋骨がないため不安定で傷めやすい箇所です。その腰椎周りを「コシラック」と併せて着用されることにより、安定させると共にお腹まわりをスマートに補正するのが「ワンベルト」の役割です。

骨盤(骨)をサポートする「コシラック」に比べ、腹部のサポートをする「ワンベルト」は、あまりきつく着けると苦しく感じますので、サンプルの「ワンベルト」を使って適正サイズの目安を確認する場合は、下側のマジックテープの端と端がくっつくかどうかくらいが丁度良いサイズとなります。

着用位置は肋骨のない箇所に合わせるのがおすすめですが、着けてみて気持ちの良い箇所を探してください。また、「コシラック」同様、地肌にご着用されるのが理想的です。

表示 ウエスト
3S 50 ~ 60 cm
2S 59 ~ 68 cm
S 66 ~ 75 cm
M 73 ~ 83 cm
L 82 ~ 91 cm
2L 90 ~ 98 cm
3L 97 ~ 107 cm
Q 106 ~ 118 cm