仙骨は、脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨で、後頭骨と24個の脊椎でつながっています。これらは呼吸運動によってわずかに動き、脳から脊髄まで脳脊髄液(脳・脊髄を守り、栄養を与えている体液)を運搬・循環させる重要なポンプの役割を果たしています。

さらに、二足歩行の重要な役割として、仙骨でバランスを取り体重を支え、バランスの要となる重心や連続した立位の負担を緩和しつつ、次の動作につなげる衝撃を吸収して動作の安定性を担っています。

仙骨は緩むと外に開く(妊娠時に起こる)

仙骨が緩む
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