おなかがポッコリ出てしまう、いわゆる「下腹太り」には、実に多くの人が悩んでいるようです。そのことを証明するかのように、下腹太りの解消法は、たくさんのやり方が考案され、世の女性たちがこぞって実践しているようです。
しかし、実践しても下腹がへこまなかったという人が多いのではないでしょうか？
これまで考案されたさまざまな「下腹太り」の解消法には、その原因として「ネコ背」に着目したものが少ない、という共通点があります。実は、「下腹太り」はネコ背を正すことで、おなかがへこむ場合が多いのです。
では、なぜネコ背が下腹太りを招くのでしょうか？
それは、ネコ背によって背骨を支える土台ともいうべき骨盤が、ゆがむために起こります。もともと骨盤は、体のやや前方に傾いた前傾の状態が自然な形です。このやや前傾した骨盤とおなかまわりの筋肉の腹筋によって、胃や腸などの内臓は支えられ、本来に位置に収まっているのです。
特に女性の骨盤は、子宮の中で胎児を育て、スムーズに出産できるように広い洗面器型になっています。男性とは違い、出産に備えて骨盤をつなぐ靭帯がゆるみやすくなっていたり、月経の影響で周期的に開きぎみになったりするなど、もともと女性の骨盤は開きやすくなっているのです。
そうした開きやすい骨盤ですから、内臓が下垂することで、骨盤は開いたままになってしまいがちなのです。
本来の位置から、ズレてしまった胃や腸などの内臓は、働きが弱まって代謝が低下してきます。すると、ダブついた脂肪が内臓や内臓まわりの膜につきやすくなって、下腹の脂肪太りを確実に招くというわけです。
これまで考案された数々の下腹太りの解消法の中で、特に女性に人気が高かったのは、「骨盤のゆがみを正す」という運動法ではなかったでしょうか。
『コシラック』を着用して、「コシラック体操」をすることで、骨盤と背骨のゆがみが正され、個人差はありますが、ポッコリ出たおなかも、みるみるへこんでいくはずです。
